深宇宙の彼方に2つの超新星の微かな光が発見された。現時点で地球から最も遠距離に存在していたとみられる星の爆発現象だ。その光が地球に到達するのに百億年を超える時間がかかっている。今回の観測で、約130億年前のビッグバン後に形成された最初期の星の様子もわかるようになるかもしれない。
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超新星
2009/07/09 18:44:15
by mimi7657
大型ハドロン衝突型加速器のお手本のような現象が撮影された。写真はチャンドラX線観測衛星のX線と可視光線による最新の撮影でとらえられたもので、超新星残骸RCW 86から放たれる衝撃波(2009年6月26日公開)。こうした衝撃波は、周辺に存在する粒子の運動を大幅に加速させる役割を果たす。 写真の衝撃波は高速であるにもかかわらず、そのエネルギーによって周囲のガスが加熱されている度合いは想定を下回っていると科学者らは述べている。加熱にまわされない分のエネルギーが周辺の粒子に力を与え、光速に近いスピードで宇宙空間へと飛び散らせていることが、この画像から示唆されている。
通常とはまったく異なる構造をもった超新星残骸「SNR 0104」。この超新星残骸の内部物質は、白色矮星の爆発で形成されたものとみられている。しかし、チャンドラX線観測衛星でX線や赤外線を観測した結果、白色矮星の爆発後に形成されたとは到底考えられない形状をしていることがわかった。通常の超新星残骸は円弧を描くような形をしているのに対し、「SNR 0104」の形状は非対称なのだ。 これはかつて爆発時に放出された鉄のジェット噴流によるものか、あるいは付近を漂うガスの固まりと相互作用した結果と考えられている。研究者たちは今後の調査によってこの謎を解明できるだろうと期待している。
