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「早く読むための技術」として「コードはお尻から読む」ことを挙げた。コードが修正される際、関数やメソッドの追加は、ファイルの末尾に追加される場合が多い。そのため、末尾に追加された関数だけ、それまでのコードとは異なる書式になっている場合がある。 これについて細川氏は、「これはそのコードの元々の担当者とは違う人が、過去の経緯や、元のコードの意図を十分に理解せずに関数を追加したことに起因する例が多い。そして、得てしてそうした個所には、拙速なコード修正が入り込みやすい。よってコードを読む際は、まず“お尻”に注目することで、あらゆる問題を発見しやすくなる」のだという。

吉岡氏はコードを読む際、4つの視点を基準にしているという。細部から内容を理解する「ミクロの視点」と、規模や仕組みから理解する「マクロの視点」、文字列を読み込んで理解する「スタティックな視点」と、ソースコードによって生じる動作で理解する「ダイナミックな視点」の4つだ。特に、「コードが大規模化している近年、まずマクロの視点でコードの全体像を理解すると効率的だ」という。

楽天の吉岡氏は「ソースコード理解と勉強会」と題して、コードを効率的に読む際のテクニックを紹介した。氏は「コードは読むものではなく、理解するもの――単に文字を追うだけではなく、それが意味する内容を理解するスタンスが大切だ」と指摘