機構長の村山斉(ひとし)教授(46歳)が言う。「私の研究テーマは、宇宙の基本法則を見つけること。すでにわかっていることではなくて、現代の人間には何がわかっていないのか、ということを発信したい。そうすれば、若い学生は、もっとワクワクできるんじゃないかな、と」 約10年で合計100億円もの予算が、提案者である村山氏に委ねられた異例の機構だ。「実は提案が通って一番驚いたのは、私でした。どうせ承認されないと思っていたからです。日本は40代の人間にそれだけのお金を任せるような国ではなかったですからね」 何より従来の研究所とはすべてが違う。在籍研究者の約半分は外国人で、議論は英語。上下関係もなく、教授会もなく、文理融合。画期的な研究体制なのだ。 村山教授は東大で理学博士号を取得、東北大からカリフォルニア大学バークレイ校教授などを経て、'07年より現職に就いている。
2010/02/05 17:24:50
by xyz
